考える旅

判断基準/価値基準を探す旅

「どんな社員になりたいか」

 

f:id:futakobashi:20171120021244j:plain

ちょっとした頼まれごとにより

「どんな社員になりたいか」

というお題で文章を書くことになった。

 

...「どんな社員」って何!?

 

しばらく頭で考えたものの、

困ったらすぐ検索しちゃうスマホ依存症の私はとりあえず検索してみたが、

新卒採用面接のQAサイトや指南サイトばかりがひっかかる。

 

新卒さんの話じゃないんだよ。

20年近く勤めた人に聞く質問としてはレアなのかな。

 

結局、社内的神ワードが降りてきてそれっぽい文章は書けたのだが、

改めて、私はどんな社員になりたいんだろう。

 

 

どれもいいし、どれでもいい。

 

時短でも成果を出して偉くなるジャンヌダルク

今いる部署で某業務の第一人者になる?

今の知識をひっさげて別部署に移動して力を発揮?

 

どれもピンとこない。

どれでもありだし、どうしてもこれっていうのもない。

 

私が譲れないものってなんだろう。

流れを変えてでも手に入れたいものってなんだろう。

 

なんで見つからないんだろう。

 

 

高校生のころ

「実現できない夢は、語っちゃいけない」と

激しく斜に構えていた。

果てしない可能性があった17歳が、なんでそんなふうに思っていたんだろう。

でも、今の私もその思いと似たり寄ったりな気がする。

 

「こうなりたい!」って言っても、なれないかもしれない。

なるためにすごく努力しなきゃいけないかもしれない。

そのプレッシャーに嫌気がさすかもしれない。

日々そのストレスに襲われるかもしれない。

 

...じゃあ、夢なんて語るのやめよっか。

 となる思考パターン。

 

頑張るときは頑張れるわたしなのに

なんで昔からこんなに逃げ腰なのか。

 

自分探しの旅はつづく。

 

何気ない会話から学ぶこと

f:id:futakobashi:20171011005521j:image

先週末、美容院に行った。

馴染みの美容師さんが、こんな話をしてくれた。

 

「ふたこさんの髪質って、キューティクルが開きやすくて水分を吸いやすいんですよね。

 最近、新しい縮毛矯正の薬が出て、それがふたこさんの髪にどうやったらいい状態で適用できるかずっと考えてて(中略)、で、いろいろ考えてるとワクワクしてきちゃって!」

 

成功した過去の記憶と、将来への探究心と

「ずっと考えてて」は営業トークにしても、前回の選択(=自分の経験)を最良とせずに、環境の変化や顧客の状態の変化を想定して新たな最適解を探すという探求心と、それに対して「ワクワクする!」と言えるその美容師さんを頼もしく感じ、自分は今それができてないなと反省。

「過去の経験にすがるのはダメな上司」と最近読んだ本にあった。

 

過去の記憶を糧にしつつ、新しいことを考えてワクワクするような思考をしたい。

そのために必要なことはなんだろう。

 

美容師さんから学んだ考え方

失敗を恐れがち。

でも、失敗のない人に成功はない。

失敗しないひとより、チャレンジするひとほうがかっこいいし学びがある。

 

自分の思考のクセを改めるのは並大抵の努力では叶わない。

でも、思い続けて変わることはできるはず。

時間が足りないからできないと言い訳してフリーズしないために

f:id:futakobashi:20171001235505j:image

時短で働いている。

比較的忙しい職場なので、時間に追われて効率重視で作業をしていることが多い。時短になって数年経ちそんな仕事の仕方には慣れてきたのだが、最近、新たな問題を感じるようになった。

 

気づくべき仕事に気づけない自分への自己嫌悪

職場では、指示や依頼のもとに「やらねばならないこと」と、指示がなくとも周りが業務しやすいように自ら気づいて「やるべきこと」がある。

部署内で後者の担当を任された私だったが、目の前の仕事を片付けることに気を取られて(もともと気が利かない性質もあいまって)とにかく気がつかない。

なんせ、目の前の仕事で手一杯なのである。

 

要求に応えられない後ろめたさ

かといって、与えられた担当としての責務を果たさないわけにはいかないので、周りの助けを借りながらどうにかやっているわけだが、仕事を増やさず効率的に片付けたい私の心に反して作業が増えるわけで、釈然としない思いを抱えながら仕事をしている。

 

さらに、「一段上の仕事」を期待する上司たちは、前者・後者に加えて、今の仕組みを変える提案なんかを要求してくるから、もう私の頭の中はフリーズ状態になるわけである。

フリーズしていいことは一つもない。

結果、自信を失くしてどんよりしながら帰る今日この頃。

 

 自分の確固たる判断基準を作る

でも、言い訳していても進まないので、私は何を大切にしたいのか、どうなりたいのかを自分の中で整理して、その信念をもとに行動していくしかないのかなと思い始めている。

 

価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない - 発声練習という記事を読んだ。

今まで、この記事にあるようにまさに

  • 他人に嫌われないように
  • 上司にできる奴だと思われるように

という選択肢をとってきた自分。

 

足元や判断基準がふらつかないようになるためには、自分の背骨をしっかり作るしかない。

失敗したって、きっと大丈夫。そこからまた軌道修正すればいい。

考えるちから

f:id:futakobashi:20171002000707j:image

孔子は「40にして惑わず」と言ったそうだが、40になった途端に惑い始めたわたしがここにいる。

 

2回の産休育休を取りながらも、それまで培った感覚と、若い頃の残業時間の貯金を頼りにどうにかやってきた30代。40になり、期待される役割が変わってきた途端に、立ち尽くしている自分がいる。

 

管理職?

自分の軸で判断するって何?

 

これまで自分の外に判断基準を置いていた。上司がいいって言ったからこれでいいや。これすれば上司喜ぶからこうしとけばいっか。

 

でも、急に求められるものが変わった。

組織を良くするためにどうしたらいい?目の前の課題の解決だけではなく、根本的な改善するにはどうしたらいいと思う?

 

与えられたものを期待通りにこなせばいい時期を過ぎて、自分の考えや判断を周りに伝えて、周りを巻き込むことが求められるようになったらしい。

自分の考えってなんだろう。

判断基準がぼんやりしてて、どうしたらいいか分からないよどうしよう。

 

自分の頭で考えるクセがないからだ。

考えるクセをつけなくちゃ。

 

というわけで、いろんなモノ・コトに対して考えて、考えたことを書いていく場所を作りました。

 

みんなが思ってるほど利口じゃない。

むしろ分からないことだらけのおバカなわたしの戯言をぼちぼち綴らせてください。